へザー・マリア・ナオミ

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Wednesday 16 March 2016

家族の定番料理、「森瑤子の与論丼」

先日、面白い問い合わせがありました。

鹿児島のテレビ局KTSで、鹿児島県の美味しいものを紹介する
「かごしまフィーバー」というご当地ソングで「森瑤子の与論丼」
を歌詞にぜひ入れたい、といったお問い合わせでした。

与論丼が有名になるかもしれない?
とちょっと面白いお話だったのでご協力をさせていただきました。
ほんの一瞬だけですが、「与論丼」が歌詞に、
そしてミュージックビデオに登場するようです。

(3月18日頃から31日まで、毎晩KTSの深夜番組の2時台と3時台だそうです)



鹿児島県内でしか見られないのですが、
そのうちYoutubeでも見られるようになるといいな〜。

さて、この「与論丼」とは何かと思っている方もいらっしゃるかもしれません。

いいえ、与論島の郷土料理でもなんでもありません。

与論島での別荘を建ててからすぐのことでした。
母はお腹を空いた妹たちのために何かを作ろうとキッチンへいったところ、
冷蔵庫が空っぽで、パントリーもほぼ空っぽ。
唯一あったのがオイルサーディンの缶詰。

これだけじゃあ、お腹いっぱいにならないし、
何を作ろうかと考えた結果が「サーディン丼」。
サーディンをフライパンで焼いて、
最後にジュジュっとお醤油をかけ、
熱々のご飯にのせた丼。
仕上げにはネギと七味唐辛子。


与論の海でイワシなんて釣れるのかもちょっと怪しいぐらいですが、
たまたまこの丼を発明したのが与論島だったことで
「与論丼」と名付けたそう。

そんな与論丼は我が家の食卓に度々登場したメニュー。
温かいご飯さえあれば、あっという間にできる時短料理です。

忙しかった母はよく作ってくれましたし、
今は我が家でも定番メニュー。
とくに一人でのお昼ご飯や、帰りが遅くなった日には役立つレシピです。

ところで先日、間違っていつもと違うオイルサーディンの缶詰を買った時のこと。
開けたら中にはふっくらしたサーディンがたった2コ。
これを丼にのせても寂しい!



仕方がないのでいつもの和の丼ではなく、
ミニマリストな与論丼をイメージして白い洋食器に盛って
いつもとはちょっと違った雰囲気の与論丼に。

見かけはなんとなくフレンチ風かな?
と思いながら食べました。
でも味はいつもと変わらなくおいしい〜。

わが家には常にオイルサーディンの缶詰が置いてあります。

おいしいのでぜひ、お試しください!

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